夢 幻 紫 (むげんむらさき)


 いかがですか? この色! この姿! 

 実物の色調再現がイマイチで、再三の撮り直しを行いました。どうにか納得できたので掲出に漕ぎつけました

 2016年にベテラン愛好家より開花株を譲り受け、本当に重宝しています

 本アルバムの先頭を飾るに相応しい名花だと思います。優しい芳香をお届けできないのが残念ですっ!


 


不  二  飛  鶴(ふじひかく)

 白弁紅舌を狙った交配苗を購入し、数年が経った。

欲を言えばキリがないが、弁の白さと蕊のリップは捨てがたい。

 丹頂を意識すると、舌の紅色に注目したい。

2020年の初開花となったが、元気よく育てて花軸への群がりをもう少し賑やかにしてみたい。

黄  冠 (おうかん)


「南斗」×「桂離宮」の交配苗を2013年より栽培し 四年目に初開花

弁幅=37㎜ 舌幅=21㎜


百 笑 魂(ひゃくしょうこん)


 「五右衛門」×「武蔵」の交配苗を2012年より培養、2014年に初開花

 弁幅=31㎜ 舌幅=27㎜ と小ぶりながらも重量感いっぱいの色あいに加え きっちりとした整開咲きは武蔵系としての血を立派に引き継いでいる

天  衣 (てんい)


 透き通るような花弁と舌 特に舌中央の際立つ黄色は芳香の象徴となるが 有り余るその黄色が弁にまでほんのりと影響を与えているように見えてくる

 言わずと知れたコオズ系で 「天使の香」×「御蔵天女」の幼苗を2012年より育成し 2016年に感動の初開花

煌  光 (こうこう)


 上の写真「天衣」と同じ交配親から生まれたが こちらは弁に若干のピンク色が入り煌めいている

 それが上品で可愛くて 非常に将来の楽しみな個体!

 弁裏には薄紫の刷け目が入っているが弁のヨジレも気にならず 清楚な咲き方に好感が持てます

黒 紫 香 (こくしこう)

 名前の由来は勝手に「黒にちかい紫」と解釈しているが 微香ながら芳香もあり 何と言っても花容がすこぶる好い

 これを見ているだけで 『特別な注文などは何ひとつ思い浮かばぬ・・・』

 そんな気持ちにさせてくれるスキのない逸品

瑞  雲 (ずいうん)


 やわらか色の整開咲きで 上品な微香がその気高さを押し上げる

 舌の形も端正な素直さが好感度をアップする

弁幅=39㎜             舌幅=26㎜

「流星梅」×「紫流王」

紅 舌 冠 (こうぜつかん)


 名前のとおり大きな紅色舌が印象的な個体である 弁も整っており賑やかな色調で咲いてくれた

 花の色あいに特徴があり 専門業者のカタログを見て取り寄せた

 我が家のエビネ棚を見回しても 際立つ個性を感じさせる個体だけに重宝している

 弁幅=32㎜ 舌幅=26㎜

大  雪  (だいせつ)


 この花の特長は何と言っても“白色”に尽きるのではと考えている 咲き始めこそ薄クリーム色であるものの 徐々に透き通る銀白色にと遷移する様は見る者を飽きさせない

 眩いほどの大雪山の雪の白さに思いを馳せつつ 几帳面に整った弁とか舌を眺めているだけで 『もしや血圧が正常値に戻ったのでは・・』と自分に都合よく実感しては楽しんでいる

 


笑 い 橘 (わらいたちばな)


 「四梅宝」×「竜王」

 3倍体の幼苗を2013年より育成、2017年に初開花

 命名に際しては弁の色がオレンジを直感したので「橘」に結びつけた また個々の花が勝手気ままにひっくり返っており 笑い転げている様から笑いながら「笑い」を付け足してみた

 弁幅=27㎜ 舌幅=25㎜


鳳  酔(ほうすい)


 薄紫のコオズ系に惚れて展示即売会にて購入(2015年)

 弁幅=35㎜ 舌幅=20㎜

 爽やかな色合いと豊かな芳香に、独りで酔いしれている

 花数は毎年コンスタントに多く 花軸のブレも殆んどないので、安心して開花を迎えている


如  水 (じょすい)


 真っ黒に近い黒弁!              何と言っても弁の形と色の濃さには “ これぞ無一物 ”  と独りで感じ入っている

 弁幅=20㎜ 舌幅=18㎜ と意外にも小輪ではあるが風格は超一流で 開花したエビネ棚をキリリと引き締めるその存在感に毎年脱帽している

 愛培家の好意で頂戴できた 『ありがとう!』

青  輪(せいりん)


 この花の特長は「色と形と香り」・・・と 勝手に解釈している

 まずその色の《青紫の弁》には結構な重みを湛えており 『どうだっ!』と声が聞こえてくる気がする

 その次に注目していただきたいのが容姿で 実によく整っており『梅弁咲の極み』と独りでほくそ笑んでいる

 舌についてはオーソドックスながらも スッキリした色との兼ね合いで これ以上の注文は控えたい

 舌中央の黄色が物語るように 香りを発する個体ではあるが残念ながらその芳香は微細である

 展示会の分譲コーナにて巡り会えた! 文字どおりその“邂逅”に感謝している

稀  勢 (きせ)


 「富士子の夢」×「四光」の3倍体系の交配苗を2013年より育成していたが

 2017年にコロコロ感いっぱいに初開花!

 写真ではピンク色にも見えるが、実際は少し茶が勝っている       

 一見地味ではあるものの花持ちも良く 棚でのアピール度は抜群と言える

 日本人待望の新横綱「稀勢の里」誕生の年に初開花となったので風格に富む名前として拝借命名した

 何としてでも稀勢の里には大活躍を期待したい!

平 山 群 青(ひらやまぐんじょう)


 「深海」×「貴公」

 2013年、交配苗を購入し 2016年に初開花!

 この花の特長は《深い青色弁》とコントラストの効いた《白い舌》ではなかろうか

 日本画家の平山画伯が多用された群青色にヒントを得て命名したが 押しも押されもしない我が家のブルー系代表選手である

 弁幅=34㎜ 舌幅=18㎜

 

春 爛 漫 (はるらんまん)

 《やる気満々》を存分にアピールしながら毎年エビネ棚を賑わせてくれている

 ベテラン愛好家から譲り受けたこの一品 棚のなかでもひときわ際立つ個体はよく見ると弁先に紅色がほんのり・・

 また葯の下方両脇の《口紅》が可愛らしさを強調している

丹  麗 (たんれい)


 「丹頂」×「平和の光」

 2014年にベテラン愛培家より株分け苗を譲り受ける

 翌2015年に初開花したが 弊園には無い丹頂系として全ての面で期待通りであり満足度の高い逸品となった

紫 香 扇 (しこうせん)


 色と姿と芳香! 全体バランスの秀逸な、 弊園の “ とっておき ” だ と強調したい

 専門業者からの連絡電話により購入したが年金受給者にとって決して安くはなかったと思う

 送られた株が芽を伸ばし初開花を迎えたときに『納得』の領域にいる自分を確認できたので本当に良かった! 正直にそう思っている

 弁幅=32㎜ 舌幅=20㎜

コ オ ズ ピ ン ク


 夢にまで見たピンク色のコオズです ベテラン収集家に執拗にお願いして 実現していただけた好意に甘んじている

 コオズ・・・ 第一の特長と言えるその芳香は天下一品 そしてこの個体の次なる特長としてのピンク色の厚弁は癒しの色の何物でもない

 眺めているだけで雑念をリセットしてくれる

ど う ぢ ゃ (どうじゃ)


 「四梅宝」×「きりしま」 3倍体の交配苗を2年培養し 2015年に初開花したもの

 遠目でも視線を集める目立ちたがり屋であるが 厚弁で花持ちがよいので重宝している

 弁幅=32㎜、舌幅=25㎜

夢  憩(ゆめいこい)


 遠目でもよく目立つ黄色と赤のコントラスト 黄弁と濃い赤舌とのバランスも良くお気に入りの個体である

 草勢も良くて毎年コンスタントに楽しませてくれている

 これもベテラン愛好家より分株していただいたもので 手許にての育成チャンスを得た

 

島 紫 香(しましこう)


 コオズ系の優良花である

 豊かな芳香に加えて、特に弁の紫色にはスッキリ感が溢れており 弁先の白がよく効いている

 弁幅=36㎜ 舌幅=20㎜

 2014年の展示会・即売コーナーにて巡り会う

貴  船 (きふね)


 写真で見る花の素晴らしさに惚れて ネット販売を通じて購入したのが2012年 

 3年後の2015年に待望の初開花を迎えたが意外にも弁幅=18㎜ 舌幅=13㎜ と小輪であった

 ボールのように丸い形状が可愛らしく思うが 小さくても毎年一生懸命に咲いてくれている

赤  褌 (あかふんどし)


 2013年に「四梅宝」×「万両香」の交配苗4株を購入し 晴れて2016年にそのうちの1株が初開花した

 名前はいささか格調を欠くかも知れないと思ったが 何とか《威勢の良さ》を表現したかった

 3倍体とのことで《赤花》としての貴重な個体となりそう

 弁幅=29㎜ 舌幅=24㎜

黄 金 の 月(おうごんのつき)


 「白い翼」×「也太奇」の交配幼苗を2013年に購入し2017年に初開花

 弁幅=27㎜ 舌幅=20㎜

 厚みのある弁と舌 クリーム色を基調とした素晴らしい花が手許で誕生した

春 桔 梗 (はるききょう)


 「王将」×「夢紫宝」の交配苗を2013年より育成し2017年に初開花

 桔梗の色を彷彿させるに相応しいことから命名したが 出しゃばることなく静かに咲いている様は何物にも代えがたい

 弁幅=24㎜ 舌幅=16㎜

尚 玄 山 黄 

(しょうげんさんおう)


 「スイセイ」×「武蔵」

 濃黄色の弁と舌! 否が応でも目立ってやまない

 さすがに武蔵系列だけあって整形で隙のない容姿には脱帽せざるを得ない

 名前の由来は不明であるが ひと文字ずつ追っかけていると何となくその由来なるものが分かるような気がして不思議である

り つ こ の 輝(りつこのかがやき)


 エビネ収集を再開した折に最初に購入したコオズ系のうちの一株

 毎年多くの花をつけてコンスタントに開花を続けている

 強い芳香は特筆ものである

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独りエビネ会《やぶれかぶれ》
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